スポーツ広場「弓道の魅力」(するスポーツ)

2009 年 10 月 27 日 · Filed in スポーツコラム, 競技スポーツ

毎年、成人式のニュースのひとつに、振袖の新成人が弓を引く姿が映し出されます。 

 しかし、「弓道」となると、目にする機会も多くなく、少し敷居が高いという印象があると思います。

 現在徳島県内で弓道部のある学校は、中学校9校、高校25校、大学5校。また社会人弓道の活動の場所として、県弓道連盟に7支部あり、約208名在籍し、日々弓を楽しんでいます。

 現代の弓道には二面性があります。

 ひとつは単にスポーツとして健康的に弓道を楽しむこと。
 
 もう一面は、弓道の真髄を追求し、精神修養の場として高い境地を求める苦行道としての弓道です。

 どちらも私たちの普段の生活に置き換えることができると思います。  
 
 弓界に「射即人生」「射即生活」「射は立禅」という言葉があります。これは弓によって人生を深く高く豊かにし、弓によって生活を潤し、心的に日常生活の深いものを体験することができるからです。

 弓道教室で弓を始めたある方の言葉に、印象的なフレーズがありました。

 「弓道はストレス発散の場所であり、またストレスの溜まる場所である。」

  この方は弓の楽しさを知り、弓の本当のおもしろさにはまっていくことでしょう。
 
 弓道は年齢や男女を問わず誰にでもできる武道・スポーツです。

 単純な動作の繰り返しではありますが、単純なものほど突き詰めると奥が深いのかもしれません。
 
                         (徳島県スポーツ振興財団 松田 裕史)